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スケール、コード、もろもろのテクニックを考えると、沢山あり過ぎて、圧倒されてしまいませんか?
全て地道な練習を必要とし、習得できるのか不安になるのも無理はありません。 さらに音楽理論となると、お手上げです。 でも安心して下さい、理論とは法則性です。 これまで学んだものにも実は法則があり、一度これまでの知識や情報を整理するといいです。 理論は情報の整理のためと捉えると、今後の学びの効率が大きく変わるでしょう。
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スケールを学べばソロを弾けるようになる、と多くの人は勘違いしています。
大切なのは、コードトーンです。 ペンタトニックでブルースのフレーズを弾く事はできます。 でもいずれ行き詰るでしょう… この記事は、ペンタトニックスケールでブルースやロックのソロをある程度弾ける人に書いています。 まだソロを始めていない人でも、何が大切かを知るのに役立つでしょう。 トライアド(3声和音)についての学びです。 ジャズブルースは、普通の3コードブルースの8小節目からが1−6−2−5−1となっています。
その部分をメジャースケールでもいいですが、コードトーンで弾けると良いです。 ただそれが難しい…複数のネタの繋ぎがポイントです。 「とりあえずマイナーペンタだけ」という人は、どうしたらいいでしょう? 結論から言えば、コードトーンはスケールの何倍も難しく、何倍も重要です。
ギターでアドリブをするなら、まずはブルースでペンタトニックスケールから始めるのが妥当でしょう。 そしてメジャースケールも覚えて、何となくフレーズを作れるようになる…ここまでは何の壁も感じずにやれたかも知れません。 しかし、それに慣れてきた頃から「スケール上下してるだけ、他にやる事って無いの?」「音の選び方って何?」「理論を勉強しないとだめ?」などと、色々悩むようになります。 その頃になると、「もうスケールではどうにもならない」事に気づくようになります。だとしたら、今が学ぶその時です。それに気づかないとしたら、まだ耳が十分に育っていないのかも知れません。 「ダイアトニックコードを知らない?」もったいないです、チャートを受け取って下さい。
音楽理論の基礎を覚えると、コード進行をすぐ覚える事ができ、転調にも対応できるようになります。 一旦覚えると、「これを知らずにどうやってギターを弾くのか?」と思うでしょう。 ギタリストだけでなく、ミュージシャンにとっての最重要トピックなのです。 下のチャートにまず目を通して下さい… インバージョン=展回形をCAGEDから紐解きます。アドリブにはコードトーンの理解が不可欠で、まさにここが正念場と言えます。基礎でありながら、微妙に複雑になって行きます。
すでに弾いているものもあります。 知っているようないないような…で放置している人も多いでしょう。 勉強したみたら、複雑で奥が深く圧倒されてやめたというパターンも。 アドリブでこれがとても大切なトピックだと知らない人が多いです。 だからここが迷宮の入り口だと言えるでしょう。時間をとってじっくり学ぶ必要があります。 ポイントは、CAGEDのフォームをどれだけ深く理解しているか?です。
CAGEDシステムでスケールを学びアドリブを楽しむ、でもしばらくして行き詰まるでしょう。
スケールで作るフレーズはハーモニックな要素が乏しいです。 結局は基礎的なコードとコード進行を指板で理解し、指と耳に仕込むに尽きます。 そしてギターはそれが簡単にできるようにデザインされているのです。 EADGCサイクルを使って、よくある4度進行のパターンを以前の記事で紹介しました。 アルペジオを練習するだけでは実用性が乏しいと感じませんか? 今回は、コードトーンを身につけるための、具体的な練習方法を紹介します。 2−5−1などのコード進行は指板を垂直に見れば簡単に覚えられます。
平行移動で覚えた人はアドリブで行き詰まります。 ジャズスタンダードのコード進行の大半は、4度進行のミックスです。 4度進行はギターのデザインと完全一致します。 指板を垂直に見れば、簡単に覚える事ができ、アドリブに活かせるのです。 (注意)ダイアトニックコードと4種の7thコードのマスターが前提です。フォームを押さえられるだけで、理解していない人は多いです。下のパターン練習はシンプルで役に立ちますが、理解が不足していると応用を利かせられません。EADGCサイクルとサークルオブ5thsをよく理解した人がこの先の実践に準備できていると言えます。 インターバルはコード、スケールと同様に奥が深いです。
例えば、メロディもインターバルの一種、速弾きもインターバルの中身を音で埋めただけ、などという考え方もできます。 また、1音は点、2音は線、3音は平面、といった抽象的な捉え方もできます。 この記事では5度のインターバルについて掘り下げます。
セブンスコードの覚え方は、CAGEDのフォームから4種類に変形させます。
どこを変形させればいいか分かれば、アドリブの時にもコードトーンの把握に役立ちます。 これら4種類のセブンスコードは、ダイアトニックコードに含まれる、必須コードです。 コードでスケールを弾きながら、ダイアトニックコードも一緒に覚えます。
ギターの指板は音楽理論の基礎である、サークルオブフィフスそのものです。サークルオブフィフスがなぜ5度の連結か?それを紐解くと、純粋な数字の組み合わせだと分かります。
そのパターンを知ると、コードトーンを把握する大きな助けになるので必須です。 断片的な情報の点と点がつながる事を期待して書きました。 まずは下のスライドをご覧下さい…
ギターはなぜ2~3弦だけ4度でなく、3度の音程なのか?それを知ると指板のデザインが何を意図しているのか分かります。
ギターはピアノとは比較にならないほど、理論に忠実に作られていました。 実は指板は音楽理論の基礎、サークルオブ5thsそのものです。 コードトーンを使ったアドリブギターソロのカギがそこに隠されています。 これを知るのと知らないとでは、天動説から地動説へのパラダイムシフトと同じです。 どういう事かというと… |