![]()
ギターの指板がCAGED状に繋がっているのは分かりました。
そこで終わらず、もう少し深掘りすると更に見えてくるものがあるでしょう。 第4部はポジションの連結部にフォーカスします。 おまけとして、コラム「僕とCAGEDシステムとの出会い」も載せておきます。
2 コメント
ジャズブルースというと、普通の3コードブルースの8小節目からが1−6−2−5−1となっています。その部分をメジャースケールでもいいですが、コードトーンで弾けるとなお良しです。
ただそれが中々難しい…複数ネタの瞬時切り替えが肝でして、初心者には高い壁となります。 ではとりあえずマイナーペンタだけでやろうとするなら、どうしたらいい?という話をします。 結論から言えば、コードトーンはスケールの何倍も難しく、何倍も重要です。
ギターでアドリブをするなら、まずはブルースでペンタトニックスケールから始めるのが妥当でしょう。 そしてメジャースケールも覚えて、何となくフレーズを作れるようになる…ここまでは何の壁も感じずにやれたかも知れません。 しかし、それに慣れてきた頃から「スケール上下してるだけ、他にやる事って無いの?」「音の選び方って何?」「理論を勉強しないとだめ?」などと、色々悩むようになります。 その頃になると、「もうスケールではどうにもならない」事に気づくようになります。だとしたら、今が学ぶその時です。それに気づかないとしたら、まだ耳が十分に育っていないのかも知れません。 「ダイアトニックコードを知らない?」もったいないです、チャートを受け取って下さい。
音楽理論の基礎を覚えると、コード進行をすぐ覚える事ができ、転調にも対応できるようになります。 一旦覚えると、「これを知らずにどうやってギターを弾くのか?」と思うでしょう。 ギタリストだけでなく、ミュージシャンにとっての最重要トピックなのです。 下のチャートにまず目を通して下さい… インバージョン=展回形をCAGEDから紐解きます。アドリブにはコードトーンの理解が不可欠で、まさにここが正念場と言えます。基礎でありながら、微妙に複雑になって行きます。
すでに弾いているものもあります。 知っているようないないような…で放置している人も多いでしょう。 勉強したみたら、複雑で奥が深く圧倒されてやめたというパターンも。 アドリブでこれがとても大切なトピックだと知らない人が多いです。 だからここが迷宮の入り口だと言えるでしょう。時間をとってじっくり学ぶ必要があります。 ポイントは、CAGEDのフォームをどれだけ深く理解しているか?です。
ギターソロを作るのに、テクニック、スケール、コードトーンの把握は基礎であり、他にも沢山の課題があります。覚えたフレーズを並べたものでは決してありません。
そこには身体的能力だけでなく、コミュニケーション能力が大きく関わります。 ただ意識できるかできないか、で変わってくると思います。今回はフレーズの素材の角度に絞って説明します。
CAGEDシステムでスケールを学びアドリブを楽しむ、でもしばらくして行き詰まるでしょう。
スケールで作るフレーズはハーモニックな要素が乏しいです。 結局は基礎的なコードとコード進行を指板で理解し、指と耳に仕込むに尽きます。 そしてギターはそれが簡単にできるようにデザインされているのです。 EADGCサイクルを使って、よくある4度進行のパターンを以前の記事で紹介しました。 アルペジオを練習するだけでは実用性が乏しいと感じませんか? 今回は、コードトーンを身につけるための、具体的な練習方法を紹介します。
2−5−1などのコード進行は指板を垂直に見れば簡単に覚えられます。
平行移動で覚えた人はアドリブで行き詰まります。 ジャズスタンダードのコード進行の大半は、4度進行のミックスです。 4度進行はギターのデザインと完全一致します。 指板を垂直に見れば、簡単に覚える事ができ、アドリブに活かせるのです。 (注意)ダイアトニックコードと4種の7thコードのマスターが前提です。フォームを押さえられるだけで、理解していない人は多いです。下のパターン練習はシンプルで役に立ちますが、理解が不足していると応用を利かせられません。EADGCサイクルとサークルオブ5thsをよく理解した人がこの先の実践に準備できていると言えます。
インターバルはコード、スケールと同様に奥が深いです。
例えば、メロディもインターバルの一種、速弾きもインターバルの中身を音で埋めただけ、などという考え方もできます。 また、1音は点、2音は線、3音は平面、といった抽象的な捉え方もできます。 この記事では5度のインターバルについて掘り下げます。
セブンスコードの覚え方は、CAGEDのフォームから4種類に変形させます。
どこを変形させればいいか分かれば、アドリブの時にもコードトーンの把握に役立ちます。 これら4種類のセブンスコードはダイアトニックコードに含まれる、必須コードです。 コードでスケールを弾きながら、ダイアトニックコードも一緒に覚えます。
ブルースでアドリブ…ギターのフレーズはブルースペンタトニックスケールが最もかっこいいですね。
でも色んな音を混ぜられます。 色んな音を使える人、指板全域で弾ける人をみると羨ましくなりませんか? 反対にシンプルに弾いて個性を出すのも難しいです。 ブルースは簡単といえばそうですが、奥が深いです。
ギターの指板は音楽理論の基礎である、サークルオブフィフスそのものです。サークルオブフィフスがなぜ5度の連結か?それを紐解くと、純粋な数字の組み合わせだと分かります。
そのパターンを知ると、コードトーンを把握する大きな助けになるので必須です。 断片的な情報の点と点がつながる事を期待して書きました。 まずは下のスライドをご覧下さい… |