「オルタードスケールは難しい…どうやったら覚えられる?」
そんな悩みに今日あなたができる事を伝授します。 オクターブ単位で覚えるより部分的に捉えるといいです。 全部弾こうとするから難しいのであって、実は細切れでも十分カッコいい。 例えば、ディミニッシュドとホールトーンを繋いだもの、コードフォームから得る運指などです。 使い方のコツはスケールのつなぎ、切り替えを練習する事です。 2−5−1が1小節ずつある中で、スケールの切り替えが瞬時にできますか? スケールを練習するだけでは不可能でしょう。 脳がオルタードスケールだけに集中する練習をしているからです。 筋肉にその運指だけを記憶させているからです。 また耳もその音並びだけしか聴かないからです。 一つのスケールをどれだけ広範囲に高速で弾けるようになっても、その練習はそれとして一つの運動で終わります。 つまり使えません。 では、何が必要なのか?
3 コメント
メトロノームでギターの練習すると下手になる?機械的な演奏になる?正確さを追求する練習をすればそうです。本当は、自由になるためのメトロノームの使い方を知る必要があります。
内在するテンポ&フィールと正確さの違いついて、僕の学びや意見をシェアします。何よりも、気もちいいリズム体験を沢山蓄積する事が大切です。そこから想像し、出て来るものがあなたのリズムです。 これまで完璧さ、正確さをメトロノームで鍛えてきた人たちは、その使い方からどうしたら脱却出来るか? では、正確さとは?どうして正確である事が前提となったのか?そこから紐解く必要があると思い、僕が以前から思っていた事も含めて書きました。 ブルーノートをいつどこでも弾けるか?と尋ねると、出来ない、よく分からない、と答える人は多いです。これはギタリストにとって致命的な欠陥です。
なぜならルーツに根ざしていない事の現れだからです。それを克服するには、何よりも時代を遡ってルーツ音楽を聴く事ですが… それだと抽象的過ぎるので、具体的にどんな点に気を付けるべきか、5つ挙げてみました。
オルタードスケール、代理コードなどを一カ所で把握する方法…つまり、ドミナントの時に自由に弾くためのアイデアをシェアします。
オルタードスケールは、トライトーン サブスティテューション(代理コード、裏コード)と一緒にサークルオブフィフスから紐解くと分かり易いです。 今回の記事では、オルタードスケールと代理コードの情報整理をし、トニックから4度進行で並べました。 全てを円に納め、全体を見渡せるようにしました。 これでメジャースケールとオルタードスケール、それに伴う12音のコードのパターンが分かります。 便宜上、ハイブリッド ダイアトニックコードと呼ぶ事にします。 また、対称となるダイアトニックコードをシンメトリック ダイアトニックコードと呼ぶ事にします。
コード進行に沿ってコードトーンを拾うにはどうしたらいいか?それには一カ所でダイアトニックコードを弾ける事がまず第一です。
EADGCサイクルを使えば、指板全域でそれが可能になります。 今回はEADGCの各フォームをトニックとした弾き方のサンプルをチャートを使って説明します。 必要な音は手のひらに全てあるのです。この記事により、平行移動の呪いから解放されるでしょう。 アドリブで音を外さないようになるには?それはまず一カ所で、サークルオブフィフスに沿ってダイアトニックコードを弾けるようになる事です。今回の記事は、スケールポジションに併せて、コード進行を把握します。
EADGCサイクルで、ダイアトニックコードを弾きます。これができれば、スケール運指とコードフォームとコードトーンが一致します。 アイデアが途切れるのは、コードを平行移動しながらコードトーンを追っていたからです。 僕自身その経験がありました。その悩みを克服するために、コード進行を一カ所で弾く事を覚えました。 といってもロジックなどなく、経験上「こうすればできる」程度でした。 サイクルの仕組みに気付いて、教え始めたのは最近です。
コードを平行移動しながらコードトーンを拾っている人がいたら、これらの視点を紹介してあげて下さい。 下の説明を理解できれば、100%コードトーンの把握が簡単に感じるでしょう。 ![]()
サークルオブフィフス、#や♭の付き方は、ギターを使えば簡単に分かります。キーやダイアトニックコードだけでなく、コード進行の説明にもサークルオブフィフスは基礎となるので、超重要なトピックです。
例えばピアニストに… 「♭が4つだからA♭のキーだね」 とメロディだけの楽譜を渡されて困ってしまったり、またシンガーに 「キーが合わないから3度上げてよ」 と言われ、ダイアトニックコードでどの音に#や♭がつくか混乱してしまう… という悩みはありませんか? これを放置すると、苦手なキーでは全く弾けない状況に陥ります。 カントリー、フォーク、ロックは#系のキーが好まれ、♭系が苦手なギタリストは多いです。 今回はその悩みを簡単に解決する方法と、少し掘り下げて理解する方法を紹介します。
CAGEDシステムでスケール運指が指板全域で弾ける、それだけでアドリブはできるようになりません。コードトーンを把握しなければ無理です。
ですので、これまでCAGEDシステムを掘り下げ、スケールよりもコードの学びをシリーズでやってきました。 その最終回として、ドロップ2を使ってマイクロポジションでダイアトニックコードを弾けるようにします。
多くの人はコードを平面的に捉えますが、それではアドリブの時にポジション移動を強いられます。
コードはレイヤーになっているという捉え方が必要なのです。つまり全てのコードは1箇所で弾ける、と言う認識です。 ビギナーはローコードから覚え、1箇所で色々弾ける事を体験しています。 なのに少し弾けるようになると、動き回れる=弾けると勘違いしてしまいます。 そのマインドブロックを外さない限り、ダメです。 あなたはどうですか? ![]()
コードフォーム(ドロップ2)を簡単に覚える方法を書きました。
CAGEDシステムに沿って視覚によるものと、響きから覚える方法を紹介しています。 コードトーンを使ってアドリブギターソロをするために、大切な基礎となります。 4種類の7thコードをインヴァージョンを含めたドロップ2には、48種類のフォームがあります。 丸暗記は絶対にいけません。 僕なりの覚え方のコツを紹介します… ![]()
ドロップ2を学ぶと、コードトーンを使ったアドリブギターソロに多大なメリットがあります。
約1オクーヴ半の音域にダイアトニックコードを弾く事ができるので、コードフォームとコード進行に合わせてアドリブする事ができます。 ドロップ2というのは、ベース音から2番目の音をトップに配置します。 インバージョンを含むボイシングをマスターすれば、それらのアルペジオを弾くだけでもいい素材となります。
ペンタトニックも含むギターのスケールポジションを指板全域で覚えるには?実はすごく簡単な方法があります。
今回はその説明です。 チャートを用意しましたので、是非ダウンロードして練習のお供にして下さい。 これは一生モノとなるでしょう。 |