ギターでアドリブするための、指板の構造とコード理論の学び- HKGuitar
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ギターコード理論の基礎 - ヴォイシングをCAGEDで学ぶ - バッキングの音選び、スケール運指がもっと分かるようになる​

6/22/2021

9 Comments

 
CAGEDシステム 深掘り篇
​ギターコード理論=複雑を払拭します。
誰でも分かるCAGEDのフォームで基本構造を学べば、あとは音を足したり変形させるだけ…簡単です。
この理解がアドリブの土台となるだけでなく、バッキングにも最重要トピックです。

​これをおろそかにすると、先に進めません。
スケール練習をどんなに頑張っても、結局ここに戻ってくる羽目になるでしょう。
つまり第3部こそは深堀り篇、超重要トピックなのです。

誰でも分かるよう、Step by step で説明します。


CAGEDシステム 第3部
​

CAGEDシステム、指板全域のコードは下図のように展開しています。
これで
指板全域が見渡せました。
​
第3部では、コードヴォイシング(音の配列、積み重ね)について学びます。
これこそが単なるCAGEDシステムの学びと、コード理論との橋渡しとなります。

​これをしなければ、何の意味もないと断言します。
ギターの指板 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
一つの塊に見えるでしょう。
多くの人は、コードフォームとスケール運指がリンクし、指板全域を見渡せるようになり…

「CAGEDシステムすごい、開眼した!」で終わってしまいます。

事実、どのCAGEDシステムの説明はそれだけです。
それでは駄目です、ここからが本番です。

​なぜでしょう?
 


1. CAGEDフォームを深堀りしよう- ルートのつながり
​

まず指板を5つのフォームに分割しましょう。
​下図を注視すれば、フォームの重複する部分が分かります。
​
これだけでもすごいかもしれませんが、まだ大雑把過ぎます。
​もっと細かく観察しましょう。
コードの繋がり https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
ルートが指板全域にどうつながっているか?
​まずルートを確認しましょう。

CコードでCAGEDフォームのルートだけ見ていきます。

  • ​C とAフォーム 5弦ルート 同じ音をCは小指、Aは人差し指で押さえる
  • GとEフォーム 6弦ルート 同じ音をGは小指、Eは人差し指で押さえる  
  • Dフォーム    4弦ルート 人差し指で押さえる

5弦と6弦が同じ音(オクターブが違わない)だと分かりますか?
でもDフォームだけ1オクターブ上でちょっと残念です。

そこで一捻り…

DコードでDフォームから眺める事をお勧めします。
そうすると、全てのルートが同じ音だとわかります。
​
ルートの繋がり https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
DCAGEの順でフォームをつなげると、ルートが同音なのが一目瞭然ですよね?

Cコードでなく、Dコードの各ルートを見ましょう。
4弦ルートのDフォームからDCAGEと繋げます。

(注意:混乱しないで下さい - 全てのコードは5つのフォームで弾けます。フォーム=コードと勘違いしないように)

  • Dフォーム    4弦開放
  • C とAフォーム 5弦5フレット
  • Gと Eフォーム 6弦10フレット

4弦と5弦、6弦のルートが全て同音です。
Cフォームや、Eのフォームから見るよりも、繋がりが簡単に把握できますよね?
たったこれだけで、どのフォームもルートは同じ音だと分かりました。

なぜこんな超初歩的な話が必要なのでしょう?
 


2. 初歩的な事を深掘りすると見えてくる
​

同じコードですが、フォームが違うと、音の配列(ヴォイシング)が変わります。
そこには共通するパターンがあります。
​つまり度数のパターンを知ると、フォームの暗記(押さえられる)だけというレベルから脱却できます。

そこからコードトーンを理解する糸口が見えます。
​結果アドリブの強力な土台となります。
また、身近な問題も解決します。

例えば、

​コードを知らないシンガーとやると、「そのコード違う」と言われたりしませんか?

「チャート通りに弾いているよ」

「え?でもなんか違うな〜」

フォームでトップノートや響きも変わるので、間違えたと勘違いするシンガーもいます。
特にピアノのリッチなヴォイシングに慣れているシンガーの場合、ギターは別物に聴こえます。
色んなフォームで、「これはどう?」と弾いてあげましょう。

もう一つ、高い頻度でレッスン中に訊かれる質問があります。

​「ギター2人でやる時にはどうしたらいいの?同じ事をやりたくない…」

というやつです。
例えば、アルペジオとストロークなど、奏法によって区別する事はすぐに思いつきます。

アコギならカポを使います、その仕組みを理解しましょう。
コードを違うフォームで弾くには、CAGEDの知識が必要です。
低い音域と、高い音域を担当する人に分けられます。

カポを使う場所とCAGEDを重ね合わせれば、ああなるほどと思いませんか?
ギター カポの使う場所 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
​この知識は、バンドでギターパートをアレンジするためにも大切です。
​コードを部分的に弾いたり、音を足したり引いたりします。
他にコード楽器がある場合、音の選択が気になりますよね。

リフなど独立したラインがどうなっているのか?分かってきます。
​ギターパートのアレンジを理解するには、全て度数で覚えましょう。
難しく感じるでしょうが、こうすれば楽になります…
 


3. ヴォイシングはシンプル化してから分析する
​

各フォームのヴォイシングを調べる前に、まずシンプル化します。
ヴォイシングのタイプは2種類です。(実は全て15135サイクルに過ぎませんが、これは上級者向けの話です)
​
コードはCAGEDの5フォームから全て導き出す、とシンプル化しました。
しかし音の積み上げ方は2つに分けられ、そこに音を付け足したり、変形させたりするだけです。

知ってましたか?

ヴォイシングに難解なイメージがあったかも知れません。
でも基本的には2つとなれば、気が楽になりませんか?

オープンとクローズドの2種類
​
​EADフォーム - オープンヴォイシングとGCフォーム - クローズドに大別されます。
まずは構造を見て見ましょう。
結構簡単です。

ここから変形させたり、他の音を足したり、コードを部分的に弾きます。
​まずルートは同じだとわかりました。
次はパワーコードを観察しましょう
​
ギター パワーコード https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
​EADは同種類です、まずパワーコードで見ると分かりやすいです。
同音異弦だと一目瞭然ですが、実際に弾いて見て下さい。

全く同じ音です。

同じパターンが1弦ずつずれているだけだと分かりましたか?
Dはフォームは違いますが、音が同じ…
つまり2弦のズレが半音押し上げます。(EADGCサイクルでは、なぜ2弦が半音ずらしてあるのか分かります)

次は3rdも含めて見てみましょう。
コードの同音異弦 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


​4. EADフォームは3rdまで同音異弦
​

EADフォームは低音から数えて、1513という並び方が共通しています。
3つのフォームは全て同じ音です、​弾いてみて下さい。

初めて気づく時は、感動するでしょう。

説明が回りくどいですか?
でも逐一観察する事で、2つの利点生まれます。

  1. アドリブで重要な3rdの見分けがつく
  2. コードソロで重要なトップノートの見分けがつく

3rdはマイナーかメジャーかを決める重要な音です。
あとはトップノートが変わるだけです。
ルートがどの弦にあるかによって、トップの音が異なるだけでヴォイシングは同種類だと分かります。

トップの音がどのコードトーンかを把握すると、コードとメロディを一緒に弾けます。
ギターコード 3rd https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
EADの3rdの簡単な覚え方があります。

E A Dフォームでは、押さえている指の中で一番高い音が3rdです。

これを1フレット下にずらせば、マイナーコードになります。
それ以外はルートか5thなので変えません。

メジャー、マイナーを区別するのが3rdで、ルートと5thだけを弾いていればパワーコードとなります。
3rdでカラーを操るので、これは大切なポイントです。

モノトーンが欲しければパワーコードが良い、となります。

しつこいですが押さえやすさ云々ではありません。

​
バラけて見えて、使い分けられるかがレベルの違いになります。

​「なんだよ、ただのメジャーかマイナーの話かよ」と思うかもしれません。

アドリブで瞬時に、3rdを使い分けられますか?
フォームを押さえられる事と、バラけて捉えられるのは別レベルです。
だから逐一ルート、パワーコード、トライアドと分けて観察しました。
​
よく、Em - E7 - Amとか、C - A7 - Dm - G7、Dm - G7 - C - Gm - C7 - Fというコード進行があります。

アドリブする場合、Cメジャースケールだけでは対応できません。
​
でも、対応すべきは3rdだけなのです。
ラインを弾きながら、メジャーをマイナー、マイナーをメジャーに自在に使い分けられますか?
スケールの直線的な視点だけでは対応が困難です。

まずはコードフォームで大きく視覚化し、その上でバラけて見える必要があります。
​3rdをピンポイントで捉えられると、コードトーンを操っている感覚を味わえるでしょう。​
ギターコード マイナー変換 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


5. アレンジにつながる知識

​バラけて見えると分かる事があります。
​

トライアドとは、3音からなるコードです。
初心者がFを必死にマスターしても、出している音はたった3音なのです。
全6弦弾いても重複し、厚みが増すだけです。

バラけて見えて、それぞれの音を選択できると、何がいいのでしょう?
以下は塊として全部弾かないで、なおかつコード(和音)を表現する方法です。


  • 3音同時に弾かず、分けて弾く(アルペジオ)
  • メロディとして弾く
  • 他の楽器とのコンビネーションで3音重ねる

厳密にはコードはコードトーンを3音弾けば表現できます。

3弦一緒にじゃら〜と弾かず、時間差攻撃もありです。
つまりアルペジオ的に分けて弾いてもいいのです。

もっと言えば、メロディの骨組みがコードトーンならコードの響きは表現できています。
あるいは他のコード楽器とのコンビネーションで、ギターは1音や2音だけ担当というのもしょっちゅうです。

またコードに広がりを持たせるために、ノンコードトーンを担当する事も多いです。
ギターはそう言う弾き方が多いのです。
​

つまり…

バラけて見えてコードトーンをよく知れば、バッキングのアレンジの謎が解けてきます。
ギターソロでさえ、コードトーンをリズムに乗せてどう操っているか?に過ぎないと思うほどです。
当然ですが、作曲もコードトーンの理解が必要です。

だからコードフォームをバラシながら、コードトーンを学ぶと色んな事に通じていくのです。
ギター コード トップノート https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


6.トップノートを動かす、コードソロに通じていく
​

​コードトーンの、135のうちどれがトップになるか?
これを知ると、ソロギターでメロディとコードを一緒に弾く場合に役立ちます。
フォームによって隣接した弾き易い音があるので、一緒に覚えておくといいですよ。

  • Eフォームのトップは1、2(9)
  • Aフォームのトップは5、6(13)
  • Dフォームのトップは3、2(9)、4(11)

こう書くと、

「意外に分かっているようで分かっていなかった」

と言う人も多いです。

​
ギター コード トップノートの選択 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
実は知っていると思っていた事…そこに落とし穴があります。
僕も昔ダイアグラムで覚えて、それでコードを知っていると思っていました。
でも、僕が知っていたのは単なるコードの押さえ方で…

何の音を弾いているのか知りませんでした。
それなのにコードについて知っていると、勘違いしてました。

あなたはどうですか?

ビギナーのコードに対する価値基準はこんな感じです。
押さえにくいフォームや、数字や記号(エクステンション、add、omitなど)を含むものが高度みたいな感じです。

でもそれが全てではありません。
簡単なフォームに欲しい音を加えられる手軽さも重要です。
とりあえず、ここまでの内容をインフォグラフィックスにしました。

​一目で眺められるのがいいです↓

​
CAGED ヴォイシングの基礎 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


​7. CとGはクローズドヴォイシング
​

ギター クローズドヴォイシングの基礎 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
​CとGは同種類のヴォイシングです。
ルート、3rd、5thと続き、その分密集します。
誰もが最初にドミソと覚える基本のヴォイシングですが、それをクローズドと呼びます。

次にまたルート、3rdと配置されます。
Cフォームの1弦は3rdか5thです。
Gフォームは6弦ルートで、1弦、さらに3弦もルートとなります。
​
さらに共通する事は…
 


8. ​CとGのフォームは小指でルートを押さえ、その他の音は左側に配置

GCフォームは小指(または薬指)でルート、残った指は必然的に左側に配置されます。
これらのフォームは苦手になりやすいです。

なぜでしょう?

  • ルートを小指で押さえる
  • パワーコードでないのでロックギタリストには頻度が低い
  • 3rdが2カ所ある

EADの場合、パワーコードも含めると使用頻度が高く、使い慣れています。
GCはローコード以外は弾きにくいので、大抵部分的に弾きます。
そうするとインヴァージョン(ベース音がルート以外)になります。

​それらがGCコードを分割したものと知らない人も多いでしょう。
また、エクステンションが含まれたりすると、元ネタがGCだと知らない人も多いでしょう。
元ネタと関連づけられないと、丸暗記してデッドスポットになります。

GCフォームを克服することが鍵です。
 


9. 実はEの上部もクローズド
​

CGがクローズドで56弦ルートとしましたが、4弦ルートのEの上部も含めます。
そうすると、オープンもクローズドも3つずつあり、Eは重複します。

「それがどうした?」

と思うでしょう…

​
ギター クローズドボイシングのつながり https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
ギターコードのつながり https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing


Eの上部フォームからEフォームに収まるサイクル
​​

オープンとクローズドが、Eの上部から交互に繋がっているのが分かります。
4弦ルートから6弦ルートまでの1つのサイクルとなっています。
Eを6弦と4弦ルートと見る事によって、繋がりができます。

このパターンを理解する事が大切です。
指板を大きく捉えられるからです。

​この仕組みが分かりますか?


また後で細かく見ていきますので、ご安心下さい。
 


10. クローズドフォームのトップノート

ギター クローズドボイシングのトップノートの選択肢 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
  • Cフォームは3、5がトップで11(4)を弾きやすい
  • Gフォームはトップがルートで、7、13(6)を弾きやすい

これらの数字はややこしいかもしれません。
簡単に言えば、コードフォームを適当に動かしてスケール上の別の音を足していいのです。

動きを与えるのは瞬間的であれば全く問題ありません。
これで​コードとメロディを別物と見るマインドブロックを外せると思います。
コードとメロディは切っても切れない関係なのです。
 


11. GCは3RDが2カ所あり、マイナー変形が難しいので分割する
​

ギター コード https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
​3rdを2カ所変えるのは現実的ではありません。
ですから部分的にコードを弾きます。
Gフォームは5弦と2弦に3rdが含まれます。

とりあえず今回は、低い方の4弦(6〜3弦)を使うフォームと高い方の4弦(4〜1弦)を使うフォームで分割します。
その他、2〜5弦を使うフォームもあります。

分割すると、必ずしもルートがベース音になるとは限りません。
ルート以外のコードトーンがベースになるのをインヴァージョン(展回形)と呼びます。

下図はほんの一例です。

​トライアド(3和音)ですが、むしろテトラッド(4和音=7thコード)の方が肉体的に押さえるのが楽です。
​
混乱する人も多く、このあたりから注意が必要です。
逆を言えば、この形をしっかり覚えるとコードトーンの把握が飛躍的に進歩します。

例えば…

EやAフォームをトニックとした時に、ダイアトニックコードの2や6マイナーを1ポジションでカヴァーできるようになるからです。
GCのマイナーフォームをあまり使わない人は、時間をかけてじっくり見てください。
ギターコードの分割 https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


12. 分割したり、繋げる理解が重要
​

​3〜4本の弦だけで弾くコードをスモールコードと呼ぶそうです。
不慣れなスモールコードがあるとしたら、多分GCフォームでしょう。
それらを個別に暗記せず、CAGEDと関連づけて下さい。

すでに知っているスモールコードも、どのCAGEDフォームの一部なのか確認しましょう。
この作業はとてもためになります。
コードトーンでアドリブを始めたての頃は、CAGEDの各フォームが丸ごとしか見えないものです。

つまり視点が一つだけです。
分割したり、繋げて見る必要があります。

​さらに他のコードが重なって見えなければいけません。
それが出来るようになるのが一つの目標です。
大抵コードトーンアルペジオというと、フォーム全部を弾きませんか?

実は分割して弾くにも、それが見えていなければいけません。
また肉体的にもそう弾けるよう練習が必要です。

僕は子供の頃、スウィープができるからコードアルペジオはできると思っていました。
複数のオクターヴをまたぐ=大は小を兼ねる、から簡単だろう思ったのです。

​それはそれだけの視点と技術に過ぎませんでした。

コードトーンがバラけて見えてませんでしたし、また複数のコード弾くのも難しいです。
これは何もアドリブだけの話ではありません。
 


13. 弾き語りにも役立つ
​

ギターはバンドでもソロで演奏しても、6弦全部弾く事は少ないです。
ダイナミクスの観点でも、弾き語りの人は特に意識していると思いますが…
ギターの出せる最大音量は全6弦をかき鳴らす時です。

一旦これをやってしまったら、それ以上出せません。

弾き語りは、声とギターのダイナミックレンジを、コントロールする必要があります。
そうでないと平坦になります。
曲のピークに最大ボリュームを設定したら、それ以外は、それより低いボリュームで演奏しなければいけません。

右手で強弱をつけるだけでなく、弾く弦の本数を減らす事も役立ちます。

また部分的にコードを押さえるのは、動きや装飾も付け易いです。
開放弦でベースを鳴らしてスモールコードを動かしたり、あるコードに対してベース音を動かしますよね。
ジャンルを問わず、コードの知識と使い方の学びは大切です。

やはり基礎は全てに通じます。

クローズドのまとめインフォグラフィックス↓
​
ギタークローズドボイシングのインフォグラフィック https://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-voicing
 


14. 終わりに
​

トヨタ自動車が最初アメリカの車を分解し、構造や部品を研究しました。
コピーすると言っても、部品を製造する機械から作らなければなりませんでした。
それは途方もない挑戦でした。

ギターもコピーからアドリブへと移行する時、パーツそのものの分析を迫られます。
それが今回の学びでした。
アドリブをするには、コードを知らねばなりません。

そしてコードは単なるフォームではなく、その音の配列のパターンが命なのです。
今回はそのCAGEDのヴォイシングを学びました。
後はこれを基に、他の音を足していけばいいのです。

つまりCAGEDという超初歩的なフォームに、全てを紐づける訳です。
そうする事で、難解だった事柄も単なるCAGEDからの応用と見る事ができます。


深掘り続編へ
​

ケイジドシステム 深掘り
では次の第4部(最終編)ではフォームの繋がりを見て見ましょう。
これでCAGEDを丸暗記でなく、平面的な構造を理解することになります。

1ポジションの中身をよく知る方が重要なので、​敢て広域の把握を最後にしました。
広く浅くではやはりダメだという事です。

では、こちらをクリックして第4部へ行きましょう。

9 Comments
ヨイチー
11/22/2019 04:21:04 pm

TOPページからこの第三部へのリンクが違ったページに飛びます。第一部にリンクされてませんか?

Reply
ひとし
11/22/2019 11:26:37 pm

なんと!気づきませんでした。ご親切に教えて頂き、ありがとうございます!修正しました。

Reply
ume
12/7/2020 08:47:54 pm

CAGED4のリンクへ飛べません。修正をお願いいたします。

Reply
ひとし
12/8/2020 01:25:52 pm

すみませんでした、こちらのリンクからお願いします。
教えて下さり、ありがとうございます!

http://www.hitoshikawai.com/guitar/caged-link

Reply
James
6/21/2022 09:09:30 pm

初めましてJamesと申します。私事で恐縮ですが、20代半ば、粗相により右手3指をちぎってしまいました。その後自ら反省し真面目な仕事に精進して参りました。43歳の時、10歳から聞き続けているHR、HMにもっと近づきたく、ギターを始めました。右手が不自由且つ不恰好ですので人前に出るのを躊躇し全て独学で9年間弾き続けてきました。TAB譜を覚えながらひたすら(ただ単に押さえる場所を覚えながら)弾きまくり好きなギタリストの曲を数十曲は弾けるようになりました。が、この半年何となくギターを弾く事に疲弊してしまい、と言うか、TAB譜を覚えてコピーするだけの弾き方に辟易し、愛機をほったらかしにする時間が増えました。そんな砌貴サイトに巡り合い驚愕の連続です。楽器の演奏を満悦するにはその楽器の特性を分析理解(ギターに於いてはEADGCサイクル)し同時に音楽理論を探求すること、がこれほど楽しく有意義だと思い知らされました。貴サイトのお陰でギターを弾くことがさらに楽しくなり、又今まではただ単に耳で聞いていただけの曲が今では脳みそで聴ける様になった気がします。心から感謝です。どうか引き続きギター(音楽)の楽しみ方の発信をお続けください。

Reply
ひとし
6/23/2022 12:44:36 pm

ありがとうございます、本当に素晴らしい励みとなりました。

また、その素晴らしい情熱にも感動しました。
43歳からHR系のプレイスタイルを始めるのは、かなり大変だった事と想像します。
僕は10代の頃、コピーをしてましたが、今は弾き方が完全に変わってしまい、指が動きません。

ですので、相当練習を積まれたのだと思います、すごいです。
今は、更なる深みへと、歩みをシフトされたのですね。
僕のコンテンツが、新たな旅路にお役に立てて、光栄です。

僕もEADGCサイクルの記事を書きながら、同じ感動を味わってました。
本当に、楽しいですよね。
ただ、それほど多くの人に知ってもらえず、何となく、寂しい思いもありました。

僕としては、こういう本質的な事を知るのと、知らないとでは、見える景色が全く変わると思うのです。

コンテンツの再開をリクエストして下さって、本当に嬉しかったです。
また近いうちに、メールで更新のお知らせできるように、頑張ります。
ありがとうございました!

Reply
さかまき
12/21/2024 05:12:49 pm

はじめまして、さかまきと申します。
amazonで出版されている本を拝読させていただき、こちらのHPを知るに至りました。この理論が理解できたらいいなぁと思いながら勉強しております。難しい点があったので質問させてください。

>オープンとクローズドの2種類
​>EADフォーム - オープンヴォイシングとGCフォーム - クローズドに大別されます。

この2つの差異がわかりません。オープンとクローズドでは何が違うのでしょうか?
コードを構成する音の度数の分布が違うということなのでしょうか?
それともコードを指で押さえる際の押さえ方の形が違うということなのでしょうか?

Reply
ひとし
12/23/2024 09:09:52 pm


さかまきさん、コメントありがとうございます。

Kindle本を読んで下さって、感謝します。とても嬉しいです。

ご質問にお答えしますと、ご自身の書かれた通りですよ。他には、「密集した感じか、安定した感じに聞こえる」です。

どちらも僕は好きな響きです。

低い音からドミソド=1351〜と続く密集タイプは、音が団子に聞こえるとも表現できます。
そうでない分散タイプ1513〜は、135ではなく151と続き上の方に3が配置されます。

これは言ってみれば、土台がしっかりした上にカラーとなる音(3度)が配置されるので、まあスッキリ安定した響きになると言えます。


またギターの場合、音が密集していると指を広げて苦しいフォームになりますね。

例えば、CやGフォームはオープンポジションでは弾きやすいですが、ずらしていくと弾きづらくなります。
更にマイナーとなると弾く弦を限定せざるを得なくなりますね。

それに対しEADのフォームは(特にEAは)セーハする事で、対応しやすいです。

なぜかと言えば、音が135〜と続く代わりに、1513〜という配列になっているからです。ハイポジションで弾くには、その方が簡単です。

便宜上、CGはクローズド、EADはオープンとしました。
これは最も基本的なフォームを分析する上で、必要な認識だと感じたからです。

ただし巷で言われるクローズドヴォイシングは、これらのフォームに音を足す事によって生じます。あまり基礎的な知識がないと、それらの難しい表記のコードが難解でハイレベルだと思いがちです。

しかし、最も単純な5つのフォームに何か付け足したものに過ぎません。それ知ると、落ち着いて取り組めるようになります。

Reply
さかまき
12/24/2024 09:57:30 am

返信ありがとうございます。
音の密集と分散なのですね、そこに気を付けて一度自分で音を鳴らしてみて、理解しようと思いますね。


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