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イースターとは?

3/28/2018

1 コメント

 
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イースターとは?最近見かける卵やうさぎには何の意味があるのでしょう。

キリスト(メシア)の復活を祝うのがイースターです。

では、なぜ復活を祝うのか?それはまずその死について知る事から始まります。

​
キリスト教ではクリスマスよりも復活祭の方が重要です。そこにキリスト教の真髄があるからです。

もう一つの根強い伝統は、イースターを祝うとき友人に赤く染めた卵を贈るというものである。この習慣はマグダラのマリアに起源を持つ。キリストの昇天の後、彼女はローマ皇帝の元に赴き、赤い卵を贈って「イエスが天に上げられた」ことを示した。それから彼女は彼にキリスト教を説き始めたのである。卵が象徴するものは、墓と、そこから抜け出すことによって復活する命である。
赤は、卵で示されるように、キリストの血によって世界が救われることを表し、またキリストの血によって人類が再生することを表している。卵そのものが復活のシンボルであり、休止の間もその内側に新しい生命を宿している。 - ウィキペディアより引用


イースターエッグ
​

イースター(キリストの復活を祝う)が巷で言われるようになりました。

卵やうさぎを見かけるけど、何で?と思った事でしょう。

それらには意味があります。

卵の殻(墓)を打ち破って、そこから抜け出すことにより復活する命を象徴するそうです。

それくらいが真っ当な説明かと思います。

でも…
​
卵を飾る習わしは、キリスト教および復活祭よりもかなり古くから存在する。卵とウサギは、古来より豊壌のシンボルだった。ユダヤ教の過ぎ越しの祭の正餐(セーデル・シェル・ペサハ)では、塩水で味付けをした固ゆで卵が、エルサレムでの新しい命と信仰のシンボルとして食べられる。中央アジアの新年ノウルーズの象徴的な食卓にも卵が必須である。 - ウィキペディアより引用
​


うさぎ
​

うさぎは豊穣のシンボル、だから復活とマッチするんでしょうか。

しかも、そもそも復活祭から出来たものではなさそうです。


キリストの復活を祝うというメッセージは僕は感じません。

復活という言葉から豊かな命をイメージさせるだけのようです。


聖書には書かれていない
​

うさぎも卵も実は、聖書には何も書かれていません。

本当のメッセージが隠されて、違うメッセージにすり替えられています。

教会では、それらを用いる事は自由です。

ただし、本当の意味を語ります。

僕の経験上、卵やうさぎの話が教会の中で大きく取り上げらた事はありません。


クリスマスと同じくビジネス
​

クリスマス=サンタクロースと同じビジネス戦略です。

大切なメッセージには蓋をして、何か知らないけど楽しければいい…儲かればいい、盛り上がればいいという魂胆です。

あまりに長引く不景気からか、もはや何でも良い日本になってしまいました。

とにかくモノが売れて欲しい、それだけです。


なぜ十字架なのか?
​

実は復活を説明する前に、十字架刑を説明しないと意味がありません。

宗教学者たちの妬みによって、処刑されたというのが表のストーリーです。

これは聖書にも、またイエス自身の言葉からでも証言されています。

教科書には、なぜかそれしか書かれていません。


しかし、裏があるのです。


実はこれが本当のストーリーで、聖書全体を貫いています。

エピソード14では、クリスマスについて説明しました。

実は人類の罪の罰を受けるために、十字架にかかるためにイエスはこの世に来たと。


その十字架刑なのですが、旧約聖書にあるモデルが実行されたとあります。

旧約聖書のメシア預言については、こちらの記事をおすすめします。


実はユダヤ教にベースがある
​

旧約聖書には色んな預言があります。

そしてメシアの預言というのがあります。

救い主がいつ、どこで、どのように生まれ、どのような生涯を過ごし、どのような死に方をするかが断片的に書かれています。

パズルのように、色んな時代、場所、人を通して預言がなされました。

後になって、旧約聖書に書かれていた事がキリストの生涯だった…という事ももちろんあります。

しかし、キリストの口からそれらの預言は自分についてのものだ、と繰り返し言っています。

ユダヤ教の約束(預言)が成就した、つまりベースはユダヤ教なのです。


エジプトからの奴隷解放
​

十字架上の死も、実にユダヤ教の型を成就させたものです。

旧約聖書の最も重要な出来事の一つに、エジプトの奴隷生活からの解放があります。

モーセがイスラエル民族をエジプトから脱出させた経緯が鍵となっています。

エジプトにとって重要な労働力だった奴隷を、ファラオはなかなか解放しようとしません。

そこに神が10の災難を通して、強情なファラオに解放を迫りました。

最後の災いはエジプト中の初子が死ぬというものでした。

この時にイスラエル民族に対し、その災いを避けるためにある事を命じました。


過越の祭り- 子羊の生贄

子羊を生贄として殺し、その血を家の門に塗れば災いは及ばない。

エジプト中で泣き叫ぶ声が響きわたる中、ファラオもついにこれ以上の損失を恐れました。

イスラエル人の家族だけは無事だった…さらに神に楯突くならどうなるか?

ついにファラオは彼らを解放しました。


奴隷からの解放、子羊の生贄…イスラエル人はこの儀式をずっと続けるようにと神に教えられました。

これを過越の祭りと言います。

それは将来起きる事への預言というか、モデルとなりました。


イエスは過越の子羊となるために
​

イエスの使命はキリスト(メシア)として、過越の子羊になる事でした。

神は人を死から解放するために、あらかじめその型をユダヤ民族を通して表していた…

これが聖書の理論です。

生贄になる事だけでなく、色んな描写がなされていました。

十字架と埋葬、復活に至るまでの預言が、旧約聖書には散りばめてあります。

こちらの記事で細かく説明していますので、一読をお勧めします。


処刑の日はすでに定まっていた
​

だから処刑は自ずと、過越の時期だとイエスも知っていました。

そしてそれに合わせて状況も動きました。

​イエスが宮に行った時に、群衆は彼をメシアとして歓迎しました。

彼をどんな風に思っていたのか?

ローマの虐げから解放する王、と勘違いしていました。

弟子たちに至っては、誰がどの大臣になるかなどと有頂天という有様です。

しかしイエス自身は全く政治には無関心でした。

覚悟を決めて、エルサレム入りをしたのです。


イエス自身が何度も予告

こういう成り行きで、宗教学者たちは妬みと恐れを感じました。

妬みとは、イエスが自分たちよりも人気があったからです。

恐れとは、ローマ軍がクーデターとみなしたら苦しい立場になるからです。

そして殺すのが良い、となりました。

しかしこれらもすでにイエス自身が何度も、宗教学者たちによって、異邦人に渡されて処刑される、と予告していた事です。

さらに三日目に蘇るとはっきり宣言していました。

それも旧約聖書の預言が成就するためだと。


弟子たちは、師匠が王になり、自分たちも国の高官になれる、という下心しかありません。

だから全く心に刺さっていませんでした。


ユダの裏切りを知らせる
​

ユダの裏切りは有名です。

彼は12弟子の中でお金の管理者でした。

聖書には、度々その金を着服していたと書かれています。

イエスがどうにも政治に無関心で、処刑されると言うからか、見限ったのでしょうか…


最後の晩餐でイエスは、

「弟子の一人が自分を裏切る」と言いました。

この時、決して師匠を裏切らないと全員が反論したのです。

しかし一番弟子のペテロに

「鶏が鳴く(つまり数時間後である夜明け)前に私の事など知らない、と3度否定するだろう」

​と言いました。


そしてユダには「あなたがしようとしている事をすぐしなさい」と伝えました。


ユダはすぐさま、宗教学者たちの元へ行きました。

イエスを逮捕するために居場所を知りたがっていたのです。

銀貨30枚で師匠を売りました。

この銀貨30枚というのも、旧約聖書に書かれています。


逮捕の前に悶絶
​

最後の晩餐の後に、弟子たちと祈りに行きました。

ゲッセマネの園という場所です。

実はユダはその場所を教えました。

イエスは逮捕される事を承知で、ここまで来ました。

しかし、その刑の恐ろしさに悶絶しながら祈ったとあります。


「もしできる事ならば、この事態を避けたい…けれどもお父さんの思いのままにして下さい」

汗が血のしずくのように流れた、とあります。

これから受ける拷問の数々に立ち向かう決心をしたところで、武器を持った兵士たちがやって来ました。


弟子は逃げた

イエスは逮捕しにきた者たちに言いました。

弟子たちを去らせなさい、と。

そして弟子たちは逃げました。

つい先ほどの晩餐では、絶対に裏切らないと言っていたのに…


「イエスなど知らない」
​

しかしその後、ペテロとヨハネは後をつけて行きました。

イエスが辱めを受けるところを眺めながら、焚き火に当たっていました。

「お前はあいつに弟子だろ?」

「いや、違う。彼など知らない」

と、3回否定しました。

その時、鶏が鳴きました。

ぺテロは外に出て激しく泣いた、と書かれています。


​拷問
​

目隠しされて殴られたり、唾をかけられたり、散々バカにされました。

その後にローマ総督の元で、裁判にかけられました。

総督ピラトは、宗教学者たちの妬みだと知っており、

「この人には何の罪もない」

と釈放する事をいいました。

しかし宗教学者たちは群衆を先導し、十字架につけるよう叫ばせました。

暴動に至る事を恐れた総督。

手を洗い、自分は無関係とした上で、イエスの処刑を言い渡しました。


釘付け
​

十字架につけられる前に、39回の鞭打ち刑がありました。

鞭の先には骨や鉄がつけられていて、打たれる度に肉が剥がれます。

背中はズタズタで、すでに出血多量で瀕死の状態でした。


そこから自分の十字架を背負って、ゴルゴタの丘まで歩いて行くのです。

そして十字架につけられて、晒し者になりました。

両手足を極太の釘で打ち込まれ、自分の体を支えます。


「お父さん、彼らを許してあげて下さい」
​

群衆や宗教学者たちは罵りました。

「他人は救ったが自分は救えない」

「救い主だったらそこから降りてこい、そうしたら信じるから」

それに対して、


「お父さん、彼らを許してあげて下さい。自分で何をしているのか分かっていないのです」

と言いました。


「我が神、我が神、なぜ私をお見捨てになったのですか」
​

正午から暗黒が地を覆いました。

イエスは一貫して神を呼ぶ時に、お父さんと親しみを込めていました。

しかし、聖書の中で唯一、我が神と呼んだ箇所がここです。

この悲痛な叫びは、原語(アラム語)で書かれています。

なぜか?

十字架の上でも、この一言以外は全て、お父さんと呼んでいます。

この叫びは本当にイエスが神から罰を受けた、見捨てられたと読み取れます。

本来は自分たちがその叫びをするはずだった…

​それを代わりにしてくれたのです。


「完了した」
​

その後、完了した、と言いました。

何が完了したのでしょうか?

人間の罪の罰を支払った、という意味です。

ここで生贄の子羊としての役割が終わったのです。


「お父さん、我が霊を御手にお委ねします」
​

生き絶えたイエスは、ローマ兵に槍で突き刺されました。

そこで完全に死にました。

もう肉体はボロボロ。

「本当は死んでいなかった」

などという事はあり得ません。

ローマ兵は処刑のプロとして、死を確認せずに刑を終了させる事はないからです。

役目を果たせなかったら、彼らが責任を負う羽目になります。


墓に葬られた

金持ちの所有する墓に葬られました。

宗教学者たちが、イエスの復活を恐れてローマ総督に頼んで番兵をつけたのです。

大きな岩で墓の入り口にふたがされました。

しかし三日目にイエスの遺体はなくなったのです。

今も墓は空っぽです。


蘇った
​

宗教学者たちは番兵たちに多額の金を払い、弟子たちが夜来て遺体を盗んで行ったと証言させました。

それでそういう説もあるそうですが…

どうにもおかしいです。

丸腰の弟子たちが、兵隊に立ち向かえるとは思えません。

それに遺体を担いで持っていく?

彼らはイエスを置いて逃げたのです。

いつ捕まるかも分からない状態で、あえてリスクを犯すでしょうか?


しかし蘇ったイエスは弟子たちに現れました。

40日間、色んな場面で現れては消えていく、という感じです。

一度に500人以上に現れた事もある、と書かれています。


変わった弟子
​

宗教学者たちを恐れて、隠れていた弟子たちでした。

しかしイエスの復活を証言し始めました。

宗教学者たちは彼らを迫害するのですが…

その脅しに屈する事なく、大胆に証言を続けました。


また復活を目撃した多くの人たちも証言をするので、どんどん広まりました。


結果的に弟子のほぼ全員が処刑されたのです。

新約聖書の大部分を書いたパウロは、そもそも信仰を迫害する人でした。

しかし回心して、偉大な使徒となりました。

最後は彼も処刑されました。


嘘を伝えるために死ぬか?
​

信仰を捨てれば助けてやる、と言われて死を選ぶのです。

もし復活が嘘だったら、弟子たちのうち誰かが裏切って本音を言ったでしょう。

そもそも彼らは隠れていたのです。

師匠を裏切って、逃げたのです。

見つかったら自分も殺される、と怯えていたのです。

あえて公に出て行くでしょうか?


復活がキリスト教の根幹
​

復活を信じる事がキリスト教の根幹です。

クリスマスを祝う以前から、復活はずっと祝われて来ました。

復活こそ希望です。

死の支配は終わった、肉体の死を迎えても神の元に行く事ができる…

それは自分の罪の罰をキリストが身代わりに受けてくれたから。


もっと知りたいという方には、こちらの記事をおすすめします。

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1 コメント
Meredith Owens link
5/6/2021 04:32:25 am

Thank you for shaaring

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