コードトーンとブルースを基礎としたギターソロレッスン - HITOSHI KAWAI
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ギターソロでメジャースケール以外で使う最初の音…#11th

12/30/2014

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慣れ親しんだb5を別の見方で弾く事を学びましょう。b5=#11=#4という音は非常に奥が深く、今回だけでは網羅し切れません。エクステンションの話題にとどめます。ナチュラル4の説明も少しします。

11th=4th、ここでは4と書きます。

11th=4thについての説明をします。ここではシンプルに4と書きます。

コードとしての扱い方

  • メジャーとドミナントの場合、エクステンションとして4はシャープさせる
  • メジャーとドミナントでナチュラル4を使うならば、3rdは使わない(sus4となる)
  • マイナーとハーフディミニッシュはナチュラル4を使う

これが一応のルールとなっています。

メジャー3rdと半音上にある4は一緒に鳴らすと、コードの響きが分からないという事で一緒に使用するのは一応禁じ手とされています。

なのでsus4という風に処理されます。一緒に鳴らしたいのならば、#4にして下さいという事です。

Cメジャーのキーだと

  • Cメジャー=CEG+F#
  • Fメジャー=FAC+B
  • Gメジャー=GBD+C#


F#とC#がメジャースケールから外れた音だと分かります。

スケールでしかソロを考えられない人が見ると、これらの音は外れた音=間違いとなるわけです。

コードでソロを考える人にとっては、これらの音を使うのは常識です。

6th=13thの記事で、マイナーコードにおけるナチュラル6について書きました。

Amに対して、(キーがCの時)ナチュラル6であるF#の音がクールだという話し。

またEmに対して、ナチュラル6であるC#もヒットしていいよとは書きましたが深く言及しませんでした。

ここでまたC#が出てきました。

CのキーにおけるF#やC#という音は実は外れた音の中でも、最初に使われる音なのです。

基本中の基本である、サークルオブ5thの話は長くなるのでやめますが…

Cメジャーのキーは#、bがありません。Gのキーがシャープ1つ、Dが2つといった具合にキーが変わる毎に#やbの音が増えていきます。

まず最初にF#、次にC#がつくのです。またはBb、Ebです。

アウトサイドの音というのにも一応順序があるのです。

これらの音を使いこなせると、幅が広がります。


メジャーとドミナントコードで#4の最も簡単な使い方

  • 5thのリーディングトーンとして扱うと違和感なく使える
  • #4と6を経由して5に落ち着くと、ナチュラルに感じる

リーディングトーンというのは、例えばCのキーでいうと、Bの音が半音でCに解決したくなるようなものです。

Bを鳴らしておいて、そしてCを弾くと何かホッとしませんか?

コードにおいて最も強力な音がルートで、次が5thであると以前から書いてきました。

これらの音をフレーズの最後にヒットすればいいです。5thに終着するための半音下というように#11を考えれば、しっくりきますよ。

F#という音はCから数えると最も遠い音(トライトーン)です。

トライトーンの関係がインターバルで最も遠い音、緊張感がある音程となります。

説明はやめておきます…ところが一番遠いとされる音からアウトサイドの音は始まるのです。

しかも案外ナチュラルに聞こえて不思議な音です。

Cmaj7#11のコードを弾くと、オープンな響きに聞こえるでしょう。

またはG7#11を弾くとC#の音が外れた、不協和音に聞こえます。


ハーフディミニッシュとマイナーコードでは4は問題なし

ハーフディミニッシュとマイナーコードにおける4の使い方は簡単。

ニュートラルな感じを与えます。

ロングトーンで鳴らすのも、フレーズの中で繰り返して強調するのもいいでしょう。

9や6はコードトーンと半音になっているので、緊張感があります。

4は、全音です。メジャーやドミナントコードの9と同じように、コードトーン同士の中間に位置します。


トライアド+トライアド

9、#11,13といったエクステンションを取扱ってきました。

この3音を見ると、トライアドになっています。

Cで見ると、Dメジャートライアドです。

「CメジャーコードにDメジャーコードを弾いていいの?」と聞かれますが、O.K.です。

僕はよく使います。

DトライアドはCトライアドとは何の共通音もないコードですね。

エクステンションを重ねるほどに、土台から遠く離れたという響きがしませんか?

普通のフレーズの途中に、この3つの音を溶け込ませて見てください。

ちょっとだけ、あれれ?といった間抜けな感じがするでしょう。

外れたのか、外れてないのか、微妙なあやしさを演出できますよ。

今回はここまでにします。

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